vor.29 愛のイメージが変わった
前世のマリーとアルバートの体験をしてから、私の中で温かいものが残りました。
こんな私でもあんなに愛してくれたんだあ・・・
愛されたという記憶は、今の人生の中で体験しているわけではないのですが、
遠い過去世のことでも、自分の中で自信や強さに変わってきました。
もっと愛されたり、自分から愛したりするようになりたい・・・
こんなふうに自分の中で思えるなんて本当に不思議でした。
今まで愛情に対して理想は持っていましたが、現実の中では、「愛なんてもろいし壊れやすい。 愛なんて不確か。だから、傷つかないように距離を置こう」を怖いと思っている自分がいました。
例えると、今までのイメージは 「綺麗なもろい宝石のように見えるガラス玉」 でした。
その綺麗さに目を惹かれ、それを手に入れたいと思う。いざ手に入ると、そのもろさに気づく。
だから、なるべく壊れないように壊れないように細心の注意を払って守る。
でも、ほんのちょっとしたことでガラス玉は簡単に壊れてしまう。
そして、かけらに傷つけられてしまう。 その痛みを知ってしまうことで恐れや不安を抱いてしまう・・・そんな感じでした。
でも、今は 「アスファルトを突き破って出ている草」 というイメージです。
抑えられても、抑えられても、光が見えなくても、アスファルトの下で着実に根を伸ばし、葉を 伸ばし成長させていく・・・
やがては、自分よりも何倍も硬いアスファルトを突き破って光の世界に出て行く・・・
たくさんの痛いことや、苦しいことを経験しても、それを自分の弱点(弱さ)にするのではなくて
強さに変えていけば、自然に自分自身が磨かれて、ある時、自分には無理だと諦めていた事だって出来てしまう。
より安定して、安心できて、深く強い愛を知ることになるだろうと思います。
愛のイメージが少しだけ力強いものに変わったように思えました。
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