vor.19　 夢の中に出てきたAさん

何かが少しずつ変わり始めている・・・そう感じてくるようになりました。そしてさらにセラピーに対する興味が深くなっていきました。

少しでも何か知ることができると、信じられない気持ちの方が強いのに、そのくせ、もっと知りたくなってしまう・・・セラピーで受け取った情報を確かめる術はないのに、どうしても確証したくなってしまう・・・

疑う気持ちと信じたい気持ちが交差しながら、何日間が過ぎました。

その間、母と姉だけにはAさんのことや、前世の体験、そして今のどうにもならない気持ちを話していました。不思議なことに二人は、私の感じたことをまったく否定せずに受け入れてくれました。　(それは今でも感謝しています)

セラピーを受けてしばらくした後、何だかよく分からないけれど、不思議なことが起こりました。

それは昼間疲れて横になっていた時の事です。

私はうつうつと夢を見ていました。夢の中でも私は眠っていました。

するとAさんが突然出てきて、眠っている私の側に来てくれました。

そして、笑顔で「待っててね」と一言だけ言って、すぐに帰ってしまいました。

夢の中で私は呼び止めて何か話をしたいと思うのですが、寝ていてまったく動けませんでした。

すぐに目が覚めました。

きっと魂レベルで会いにきてくれたんだろうと、なぜかすんなり受け入れている自分がいました。

そして少しだけ幸せな感覚になりました。